弥生時代のおにぎり状炭化米。最近発見されたそうで、とても珍しいものだそうです。




(解説文)重さは大きい順に三角錐状の61.3g(およそ、たばこ3箱位)、半球形状の56.3g、その横の小さなものが18.2gです。
表面をよく見ると、米の粒の形がわかる外形の面、粒が割れて粒の空洞が見える面の区別が付きます。外形の面からは、粒の大きさや立っている米(上側)、つぶれたような米(下側)と、かごに盛ったような模様の跡が観察できます。割れた面からは、粒と粒が強い粘性でくっついていることがわかります。
弥生人が手で握った証拠を見つけだすことは出来ませんでした。むしろ、模様の跡から容器に盛ったものである可能性が高いと思われます。しかし、写真で出土時の様子を見てもいれものは見あたりません。火災の時、棚から転げ落ちたということなのでしょうか。
※ここに掲載した文章は、実際に展示の解説に使われているものです。